昭和43年8月29日 夜の御理解


 ただ今より、昭和43年8月29日夜の御理解を頂きます。今日は前々からお話を申し上げましたように熊本の桂先生を先頭にぶどう狩りに見えましてそして、先生とお嬢様とお二人でここへ参拝をなさいました。皆さんの真心いっぱいの奉仕を大変心から喜ばれまして夕方あちらこちらに無事着きましたと大変みんなで喜んでいますと皆さんによろしくと言うてお礼の電話を頂きましたのですけれども、皆さんが真心いっぱいで奉仕をしてくださいましてぶどう狩りの方ではあちらの方でここではここでのいっぱいの奉仕をなさいましたから、結局、私が面目を施したことになりましたけれども、こちらでまずお礼をすまされてから、応接間にお通ししました。あちらで入られましたから、第一声がようもこういうことが、できましたねと言うこと、めざとく感じられたのでしょう。よくも先生こういうことができられましたね。先生、それでも、18年かかりましたよと。18年間長い間のことですけれども、それから、久高さんが奉仕してくださったお茶をもうそれこそこよなく喜んでくださいました。もうこんなおいしいお茶を飲んだことがないと言うようなそれで何回もおかわりして召し上がりました。それから、お食事の準備ができておりましたから、客殿で私どもと秋永先生とお相伴さんさせて頂きました。今日はお天気もこんなふうでございましたから、もう客殿も本当に涼しいところで大変喜んで頂き、本当に満悦の体でおありでございました。時間があちらの方にみんなが戻っておられましたから、丁度ここへ2時間ちょっとぐらいおられましたでしょうか。もう忙しく帰られる中にも一変ここを見せて頂きたいと言うてお嬢様が言われますから、秋永先生がご案内するからと言われました。私もあとからついて参りましてここへ一番に入りましてね。丁度、私の部屋を通して今日研信会の人がたくさん集まって信心共励しておるところへおはいりなってから、今日は45歳以上の老人が集まる日でございます。信心共励をしておりますと申し上げたら、もう本当に皆さんしっかり信心してください。お年はとられても気持ちは青年の気持ちでしっかり信心の稽古をしてくださいといわれてお話くださいました。食堂においでになしたら、食堂でもたくさん婦人会の方達に向かってお話してくださいました。皆さんどうでもそのお台所の御用というものはあまり良い御用のようでないですけれども、御用の差はございません。たとえて言うなら、この5本の指、どの指か一本かけても本当のことはできません。そういう一つの御用をさせて頂いておるという自負を以てありがたく御用させて頂くのですよと言うて、懇切な御理解を頂き、それから、部屋、部屋へおいでられるところいってそれをおっしゃるのですね。よ-も、こういうことができましたね、とおっしゃるのです。もう隅から隅までご覧になりまして最後に年寄りの部屋をご覧になって父が一人おりましたがあそこに座って手をつかれておっしゃのです。「お父さん、長い間、ご苦労様でした。」というて、まるで自分が本当に神様がお礼言うておられるような気がいたしました。父も大変面目を施したわけでございましたけれども、本当に長年の間ご苦労なさいました。御両親の信心あって今日ここにこのようにたくさんの人が助かる場がでけてこんなにめでたいことはございませんというて、ご挨拶なさいました。本当にもうそれこそなんというのでしょうかね。私どもから言うと、どうなでしょうかね。福岡、久留米、三井そしてわたしですから、もうやしまごということになるでしょうかね。手続きの上から言えば、けれども、初代桂松平先生が九州に道を開かれて、そして末の末の末にこのような御比霊を頂いておられる教会があるということなんです。おんなにありがたいことはないと言って今日仰ぎますやら、喜びのお言葉を頂きましてね。本当にありがたいことと思わしてもらったんですけれども、いよいよ私どもは先生の御信心、根本的なというかね、桂先生の信心の本当の願いでおありになる。それこそ七度生まれ変わってお道の上に尽くすと神様にお誓いになった桂先生の御精神がこのようにして合楽におかげを受けていわば、桂先生のそうした御神心がここに脈打っておるような感じです。いよいよその御比霊を頂いて参りませんことにはまた、桂先生にもお喜び頂けないことと思います。これからはこういうことがちょいちょいあると思いますけれども、なんと言うても隅から隅まで今日はボーイスカウトまでが奉仕いたしました。それに婦人会の方も御用されました。そしてお年よりの方達が集まって信心の共励をしておられました。それこそ老若男女がまあ、いうならば、こうした御用にあたっておるということなんです。ありがたいことだと思うんですけれどもね。いよいよおかげの道を歩いて参りましてもっともっと桂先生にもお喜び頂けるようなおかげを頂きたい問題は実をあげること、いうなら、いよいよ私どもが助かっていくこと、そして一人でも多くの人がより助かっていくこと、願いとさせて頂いて真心の中におかげを頂いていきたいと思います。今日一日のそうした言うなら、トップニュ-スになることでしょうね。その中のそのような次第でおかげを頂きました。どうぞ。